血液型性格判断に物申す

私は、血液型による性格の分類には、あまり賛成できません。
正確に言うと、個人的には嫌いです。
え?占い師なのに?って思うでしょ?
占い師でもね、受け入れがたいものはあるんですよ。

たとえばですね、割と長いつきあいの友人が「あなたってA型?」と
聞いてきたとしますよね。
私は、本当はO型なので、「いえ、O型です」と答えます。
その時、それを聞いた友人が、「じゃあ、神経質に見えて、本当は案外
大雑把なんだね」と理解したとしたら、その友人は、一体私の何を見て
きたんだ?と、疑問に思ってしまいます。
自分の感じたことよりも、血液型を信じるなんて、実にナンセンスじゃ
ありませんか。

でもね、実は私が血液型性格判断を良く思っていない理由は、これだけ
じゃないんです。

血液型による性格の分類は、昭和の初期に脚光を浴び始めた学問でした。
そこに目をつけたのが、大日本帝国陸軍。そう、軍部です。
軍は、血液型によって、兵隊の気質・能力を分類し、最も適した任務に
つけるよう、研究を行いました。
幸い、期待しただけの結果が得られず、ましてや、大量動員時に、1人
1人の分析をすることなど、とうてい不可能だったため、この方法は
不採用に終わりました。

でも、考えてみて下さい。
もしかしたら、A型だから死んだ人が沢山いたかもしれないんです。
B型だというだけで、あなたの愛する人が死んだかもしれないんです。
たまたまO型だったというだけで、あなた自身が死に追いやられていた
かもしれないんです。
そんな理不尽な死を、あなたは受け入れることができますか?

私は、この話を聞いて、血液型で人の性格を判断することを、未来永劫
やめることにしました。
別に、めくじら立てて、糾弾するつもりはありません。
ただ、個人的な意見として、それをやめただけのことです。
こんなことを書いたのも、「こんな話があるよ。それで私はこう思った
んだ」というレベルのものでございます。

戦争の道具として使われかけた知識を、私は継承したくなかったん
ですよ。
ただ、それだけのことです。
posted by 和泉 at 00:17 | Comment(0) | 日記