アイヌとカムイ

いやぁ、ひそかに引越しをしていたら、全然日記が更新できません
でしたがな。
ひゃあ、まいった、まいった。
というわけで、引越しもとりあえず完了。
これから、ゆるゆると荷ほどきをしていきます。

さて、アイヌ語では、かみさまのことをカムイと言う。
そして、アイヌには、沢山のカムイの話が残っている。
私達が生まれ育った、大和の国にも、それこそ八百万の神々がいて、
数多くの神話が残されているが、アイヌの神話に出てくるかみさまは
それらの神々が信仰される、ずっと前から、人々の生活に根づいて
いたであろう、もっと身近で、プリミティブなかみさまである。
どちらかといえば、精霊に近い。

そんなアイヌのカムイ達は、言葉にも、その名を多く残している。
例えば、“熊”という単語を辞典でひいてみると、「キムンカムイ
(山に住む神)」とか、「カムイチャチャ(神のじいさん)」など
という言葉が出てくる。
熊だけではない。
狐は「ケマコシネカムイ(脚の軽い神)」、フクロウは「コタンコロ
カムイ(村を生む神)」、鮭は「カムイチェプ(神の魚)」、蛇は
「タンネカムイ(長い神)」と、動物以外にも、調べ上げればキリが
ない程、カムイのつく言葉は多い。

私達が使っている、いわゆる日本語にも、神に由来する言葉に、「雷
(神鳴り)」があるが、これもアイヌ語では「カムイフム(神の音)」
と呼ばれている。

これらの言葉を見ていると、アイヌの人々は、自然と共に生き、自分
達を生かしてくれる、その自然に、感謝の祈りを捧げてきた人々
だったのだなという思いにかられて、祈りを忘れた我が身が、少し
恥ずかしくなる。
せめて、感謝の念だけでも、忘れずにいたいものである。

感謝、それこそが、本来の祈りというものなのかもしれない。

※とりあえず、アイヌ話は、今回でおしまい。
ちなみに、私・和泉は、特定の宗教は信仰しておりません。
念のため。
posted by 和泉 at 20:46 | Comment(0) | 日記
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